不動産売却のステップガイド
「売りたいけれど、何から始めればいいかわからない」
そんな方に向けて、不動産売却の流れをわかりやすくご案内します。
Step 1|売却理由を整理する
住まいを売却する理由は、ライフスタイルの変化や家族構成の変化、経済的な事情など人それぞれです。まずは、「なぜ売却したいのか?」を明確にしましょう。
- 子どもの成長に合わせて広い家に住み替えたい
- 定年を機に地元へUターンしたい
- 相続した不動産を整理したい
主な売却理由:
- 高齢化による資産整理
- 家族構成の変化
- 相続
- 住宅ローン・資金不足
- 離婚
- 住み替え・移転
- 転勤
Step 2|物件の査定を依頼する
売却を進めるには、まず不動産会社に物件の査定を依頼しましょう。最初は「机上査定」からでも構いませんが、正確な情報を得るには「訪問査定」がおすすめです。
不動産の価格は「一物五価」といわれるように、評価の視点により異なります。業者ごとに査定価格も異なるため、平均的な相場を把握することが大切です。
👉 まずはお気軽に、三和地所(084-931-9000)までご連絡ください。
Step 3|不動産会社と媒介契約を結ぶ
売却を正式に依頼する場合は、不動産会社と「媒介契約」を締結します。以下の表は、主な契約の違いです:
媒介契約 | 他社との契約 | 売主が見つけた相手と取引 | レインズ登録 | 業務報告 |
---|---|---|---|---|
専属専任媒介 | ✗ | ✗ | 5営業日以内 | 週1回以上 |
専任媒介 (おすすめ) | ✗ | ○ | 7営業日以内 | 2週に1回以上 |
一般媒介 | ○ | ○ | 任意 | 任意 |
Step 4|売却活動を開始する
売り出し価格は、売却成功のカギです。希望価格だけでなく、査定結果や市場の動向を踏まえて慎重に設定しましょう。
売却活動には以下のような手段があります:
- 現地看板の設置
- インターネット広告掲載
- 折込チラシの配布
- 店頭・顧客紹介
- 不動産業者・協力会社への情報共有
Step 5|購入希望者と条件を交渉する
購入希望者が現れたら、価格・引渡し時期・諸条件について交渉を行います。事前に譲れる点と譲れない点を整理しておきましょう。
Step 6|物件情報を開示する
契約前に、物件の不具合や経緯などを誠実に開示することが重要です。不動産会社による「重要事項説明」に向けて、調査へのご協力をお願いします。
Step 7|売買契約を締結する
条件がまとまったら、売買契約を締結します。手付金(通常10~20%)の授受が行われるため、契約書の内容を十分に確認しましょう。
Step 8|不動産を引き渡す
代金の受領と同時に、登記申請(所有権移転・抵当権抹消など)を行います。引渡し後の税務申告も忘れずに行いましょう。
📎 参考リンク: 土地や建物を売却した時の税金(国税庁等)